Strut Tower Panel by Garage Yoshida

究極のレストレーションを追求する。

構造上、どうしても錆・腐食が進行しやすいBCNR33とBNR34のストラット部分。サスペンションの入力をダイレクトに受けるこのエリアの強度低下は走行上の不安要素となる。 純正パーツが数年前に生産廃止となり、困ったスカイラインオーナーのために立ち上がったガレージヨシダの吉田代表。数多くの自動車パネル製造業者の門戸を叩いてようやく、新規オリジナル・ボディパネルの製造を請け負ってもらえる協力者にたどり着いた。 3Dスキャナーにて純正パネルを高精度計測し、現行車両に使われている引張強度の高い素材の鋼板にて製作されるガレージヨシダのストラットタワーパネル。今後スカイラインのレストレーション及びハイパワーエンジンを搭載するレストモッドには必要不可欠な部品となるだろう。

組立完成品の溶接は一般的な自動車修理工場にはない高出力スポット溶接機にて溶接され、自動車メーカーが指定するパネル厚みに対する推奨基準を超えるナゲット径を確保。溶接打点数も純正を上回る。

溶接強度は破壊検査を行い、数値的に十分な強度が出ていることを確認済み。 そして組み立て精度は、完成品を３Dスキャンし純正品との比較を行い検証。各部が指定公差内であることを確認し、位置が特に重要なアッパーアーム取り付け部は特に公差を厳しく0.5ｍｍ以内に設定。 溶接完了後、カチオン電着塗装（漬け込むことによりパネルの隙間や合わせ面まで塗料を浸透）され、見た目だけの再現ではなく、材質・形状・溶接強度と、今後も走行性能を維持できるよう設計開発されている。 ベアシャシーから製造されるBuilt By Legendsのレストモッド車両には標準でこのパネルが組み込まれる。

吉田氏によるストラットタワーパネル詳細説明動画はこちらから。

ITEM DETAILS
製造元　　　　：　ガレージヨシダ
材質　　　　　：　スチール : 引張強度 380N/mm² (純正 270N/mm²)
製造方法　　　：　3Dスキャン・金型プレス
フィニッシュ　：　カチオン電着塗装
適応車種　　　：　スカイライン GT-R (BNCR33, BNR34)

日本製。日本より発送されます。

＜取扱い上の注意＞
*カチオン電着塗装は下地塗装になります、必ず上塗り塗装を行ってください。
*ボディへの取り付けには加工、修正、溶接作業等専門作業が必要になります。